「Auto-ID Event Management System」は、電子タグ(RFID)を使って、イベントやセミナー等の登録業務をはじめとした様々な管理業務を行うシステムです。登録システムとしての利用はもちろん 、特にマーケティングのデータ収集で真価を発揮します。Auto-IDを使用したシステム構築から、イベント運営に至るまで、最適なソリューションをご提供いたします。
あらかじめ会場の入り口などに、リーダ(電子タグ読み取り機)を設置しておきます。このリーダに来場者が電子タグを読みとらせると、ネットワークを通して電子タグのデータが随時、データベース 蓄積されていきます。データベースに蓄積された情報は管理用PCにて閲覧可能なため、 主催者・運営者は、「いつ 」「どこに」「何人入場しているか」などの情報を常に把握することができます。また、これらの情報はイベント終了後、マーケティングデータとして活用することも可能です。
■入場管理システム
入場管理システムでは、WEBサイトから事前参加登録をした来場者のデータと来場者様が携帯する電子タグ内のIDを、データベース上であらかじめ関連付けをしておきます。この状態で、リーダが電子タグを読みとると、来場者の行動履歴 (「いつ」「どこに」「何人来たか?」 など)を取得できるという システムです。
■オプション
● 入場可否管理システム | …来場者の入場可/不可の管理 |
● 名刺レスシステム | …ブース来場者の顧客情報管理 |
● パンフレットレスシステム | …希望者へのパンフレットデータ送付を自動化 |
● スケジュール管理システム | …来場者への情報提供・導線の管理 |
● 入場数リアルタイム閲覧 システム | … リアルタイムに来場者数を表示 |
● ツアーシステム | …来場者参加型のスタンプラリー |
● 投票システム | …来場者参加型の投票システム |
※アプリケーションの新規開発も承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。
■Auto-ID ラボ・ジャパン
Auto-IDによるシステムは、Auto-ID ラボ・ジャパン(本部:慶應義塾大学SFC研究所)と共同で開発を行っております。Auto-ID準拠による入退場管理システムは、2003年10月29 日世界に先駆け運用・公開を致しました。主催者・来場者・展示企業へのデータ供与の利便性の追及など、アプリケーションの更なる向上を目指し、現在も、システムの開発を続けております。
Auto-IDラボでは、RFIDを用いたモノの自動認識技術やモノに関連する情報システムのアーキテクチャであるEPC Networkを研究しています。特に、Auto-IDラボ・ジャパンでは、それらをインターネット上のインフラストラクチャとして構築するためのアーキテクチャおよびプロトコルの研究開発を行っています。ほかにも、実証実験や応用アプリケーションの開発などを通じて、Auto-IDを国際標準の技術へと発展させることも目標とした活動を行っています。